今年度の研修委員会の事業は、昨年、一昨年もお話をお聞きした竹下和男先生をお招きして、「弁当の日で何が育つか」というタイトルで講演をしていただきました。
竹下先生は、子どもが自分で作る「弁当の日」の取組みを始めたご本人で、取組みを通じて生まれる子どもたちの変化と、子どもを取り巻く大人たちの変化を、たくさんの事例として見てこられました。
自分が台所に立ち、料理ができるようになることで、人が喜んでくれるという体験が、子どもの心を成長させる。そんな子どもを見て、「こんなことができるようになったのか」と周りの大人も涙を流す。。。
子どもたちが、大人の階段をしっかりと登っていけるように、子どもとの向き合い方はもちろん、私たちも自分自身としっかり向き合って行かなければならないと、改めて考えさせられる機会となりました。
以前の講演会をきっかけに、糠野目小学校でも高畠四中でも、先生方や保護者の皆様の様々なご協力のもと、弁当の日の実践が始まっています。
知識だけではなく、何より実践ができていることに、大きな意義があると思います。
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