「平成25年度 卒業証書授与式」
PTAからは会長と副会長が来賓としてのご案内をいただきます。
そして会長はもれなく「祝辞」がありますので、だいぶ早めに学校に行って、誰もいない体育館でこっそり練習をさせてもらいました。
今年は52名の卒業生が、糠野目小学校を巣立っていきました。
平成28年度からスタートする統合中学校の制服に身を包んだ卒業生たち、呼びかけや合唱で、素晴らしい姿を見せてくれました。
式後、来賓の方々も口々に「いい卒業式だった」とおっしゃっていました。
感極まって泣いている保護者の方も多かったのが、何よりそれを物語っていたのではないかと思います。
以下、祝辞原文です。
本日、卒業を迎えるみなさんへ
みなさんはこれまで、小学校に入ってから5回、卒業式で先輩達を見送ってきました。今年はいよいよ、みなさんが主役として、この場に臨んでいます。
卒業おめでとう。心からお祝いを申し上げます。
さて、みなさんはこの6年間で、さまざまな知識や技能を身につけ、また、仲間たちとの間で、さまざまな関わりを経験してきました。
ここぞという時に、すごい力を発揮する子どもたちだと、先生からは教えていただきました。
何かをやりとげる力と喜び、そして、周りから認められたときの自信は、大きな力となって、みなさんを支えていくはずです。
また、これまで、先生方をはじめ、お家の方、地域の方、様々な方に学びの機会を与えてもらい、みなさんは力をつけてもらってきました。
これから中学生になり、大人に近づいて行くみなさんは、誰かに力をつけてもらうよりも、自らの努力で、力をつけていかなければならない場面が、徐々に多くなると思います。
つまりは、自分に対しての責任が大きくなっていくという事です。
責任が大きくなれば、新たに見えてくるもの、新たに感じる事、さまざまあると思います。もちろん、自分に都合のいいことばかりではないかもしれません。
しかし、皆さんには、何でもやり遂げる力があります。応援してくれる、家族や仲間もいます。先生たちも、離れたところからきっと応援してくれています。
だから大丈夫です。みなさんなら、中学校に行っても、自ら努力することはもちろん、仲間の努力も応援し、学校を良くするため、地域を良くするために、さまざまな活躍をしていけると思っています。どうか自信をもって、進んで行って下さい。
保護者の皆様、この度はお子さまのご卒業、誠におめでとうございます。
小さくてかわいい、手助けがたくさん必要だった子ども達ですが、生まれてから12年間、約4500日分の愛情を受け、その成長ぶりで、時に私たちを感動させるまでになりました。喜びもひとしおと思います。
保護者の皆さまには、この6年間、PTA活動を通じても、積極的に子どもや学校とかかわって頂きましたこと、心から感謝申し上げます。
中学校に進み、3年生の時には中学校の統合が控えています。子ども達が健やかに成長していくためには、子ども達を取り巻く大人たちが、互いに信頼関係を築いておくことが必要だと思います。ぜひPTAという枠組みをそのいい機会として、これまで以上に、積極的に関わって頂ければと思います。
また、ご来賓の方々をはじめとした、地域の皆さまにも、日頃から子ども達を見守っていただきまして、誠にありがとうございます。
子ども達が、この糠野目に育ったことを、誇りに思えるよう、地域の皆様のお力添えを、今後とも宜しくお願い致します。
そして、校長先生をはじめ、教職員の皆さま。子ども達にとっては、先生は、いつまでも先生です。先生からもらった言葉や思いを、子ども達はずっと大切にしていく事と思います。
これまで、子ども達ひとり一人に、熱意をもってご指導いただき、こうして立派に送り出していただいた事、心から感謝申し上げます。
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