活動方針


平成27年度 活動方針

 かつての地域社会では、その地域の環境やそこに住む人々のつながりを土台として、子どもたちを身体的・精神的・社会的に健やかに育てる「子育て機能」が、ごく自然に働いていたものと思います。しかし現在では、社会環境や家庭環境の変化に伴い、地域が有していた「子育て機能」も低下していく中で、子育てにおける課題は増加、あるいは複雑化しています。

 家庭・学校・地域が、それぞれに問題意識を持ち、解決のために連携し合う事が必要なのは言うまでもありませんが、個々人の意識や価値観が多様化している時代にあって、そうした連携はなかなか自発的に広がって形成されるものではありません。だからこそ、その連携の枠組みとなり、今できる限りの「子育て機能」を発揮していく事が、PTAの役割であり、存在意義ではないでしょうか。

 PTA活動は、環境の整備などをはじめ、その直接的な活動自体も目的のひとつですが、活動を通じて保護者同士や教職員との繋がりができる事も、大きな意義のひとつです。同じ学校に、または同じ学年として通っている子どもたちにとって、周りの大人同士のつながりが希薄なのと、お互い顔を知っていて信頼関係が築けているのと、どちらが良いのかは言うまでもありません。

 それぞれに家庭の都合や、考え方の違いがあるのは当然ですが、そのことを受け止めたうえで「誰かに何かしてもらう」ではなく、「できる事をする」姿勢になることが、繋がりを形成していく基礎となるのではないでしょうか。

 子どもには「誰かがやってくれるのを待つよりも、自ら進んで物事に取り組んでほしい」と願うはずです。一方で私たち大人自身はその願いと矛盾した考えになっていないかどうか、意識してみることも必要かもしれません。

 ご縁があってかかわった会員同士、PTAというコミュニティに自ら「共感」を持ち、子どもの育ちと学びに積極的にかかわりながら、自らも成長したいと考える大人たちが、ゆるやかでありながらも有機的に繋がる場として、さまざまな活動を行っていければと思っています。

 以上をふまえ、本年度は次の方針のもとで各事業を進めてまいります。

1.会員が共感をもって参加できるPTAを目指します
○PTAという言葉が持つ「一般的な固定イメージ」からの視点ではなく、実際にかかわり、糠野目小学校PTAに対する「自分自身の経験にもとづく」視点が持てるよう働きかけます。
○PTA活動や、活動を通じて得られる経験を広く知らせていくことで、個々の会員がより多くの事を共有できるよう努めます。
○会員全体の利益を意識し、これまでのPTAのありかた(活動内容やルール)に変更が必要な場合は、真摯に改善に取り組みます。


2.各種事業や懇談会を通じて、会員のつながりを深めます。
○親子で参加する学年行事を行い、交流の機会をもちます。
○学年懇談会(懇親会)を行い、会員相互のつながりの形成と深化を図ります。
○専門委員会の活動を通し、学年を越えて保護者同士の協力関係を築きます。

3.知ること、知らせることを大切にした広報活動に努めます。
○会員に必要な情報や、会員の関心事項などをとりまとめ、会報「まつかわ」を発刊します。

4.会員の見識を高める研修活動を行います。
○子育てに関連する身近な事柄に目を向け、保護者自らも成長する機会となる実効性の高い研修活動を行います。

5.子どもの学習環境の整備に協力します。
○校舎内外の環境整備活動を行います。

6.子育てにおける家庭の役割の重要性を啓発します。
○家族の語らいやふれあいの機会をより多く持てるよう、学校の方針と連携して働きかけを行います。

7.地域ぐるみで子どもたちを支援していきます。
○学区内の各地区ごとで、子どもをとりまく課題を抽出する機会を持ち、必要に応じて課題解決のために関係団体と連携していきます。
○高畠四中との合同事業を実施し、学区内での連携を密にします。 ○区長会・育成会をはじめとした各種団体と協力し、子どもの安全確保と教育環境の充実に取り組みます。

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